トマト(夏)
露地栽培の完熟ものは味もうまみもピークに
ヨーロッパでは昔から「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるほど。露地栽培の完熟トマトは甘みとうまみが強いのが特徴です。
かぼちゃ(夏)
ホクホクして甘みが強い西洋かぼちゃ
現在、出回っているのは、栗かぼちゃ、えびすかぼちゃなどの西洋種です。西洋種は和種のかぼちゃに比べて、粉質で甘みが強く、カロチンなども多く含まれています。甘みとホクホクした肉質をいかして、煮もの、揚げもの、サラダ、スープなどに幅広く使えます。
さんま(秋)
秋の便りの定番魚
秋に産卵のために南下してくるさんまは、脂ものり、味もピークです。塩焼きは、文句なしの秋の美味。血液をサラサラにするDHAやEPAを含む青い背の魚の代表。
みょうが(夏)
食卓に夏を運ぶ花みょうがの香り
薬味として欠かせないみょうがは、すがすがしい芳気と辛み、シャキッとした歯ざわりが持ち味。花穂は花みょうがといい、酢のもの、天ぷら、みそ汁の実、料理のつまなどにするほか、酢漬けや塩漬けにも。
たちうお(秋)
刀のような姿で泳ぐところから「太刀魚」
細長くて扁平、全身銀白色の姿が刀に似ていることから、この名前がつけられました。海中では頭を上にして垂直に立って泳ぐ、ちょっと変わった魚です。身は白身でクセがなく、淡白な味わいで、だれからも好まれます。