さば(秋)
DHAとEPAが豊富 うまみのある青背魚
秋から冬に旬を迎えるのは真さば。新鮮なものは刺身でも食べられますが、身がやわらかく傷みやすいため、酢でしめてしめさばやさば寿司にします。みそ煮や揚げものにも向いています。血栓予防の効果があるDHAやEPAが非常に多く含まれている魚です。
さといも(秋)
おふくろの味といえばさといもの煮ころがし
さといもには子いもと親いもがあり、一般に子いもをさといもとよびます。小さなさといもは皮ごと蒸して絹かつぎに。
たら(冬)
雪のように真っ白な身「 鱈」は厳冬の味覚
たらちりでよく知られる白身魚で、一般にたらといえば真だらを指します。真だらは通常深い海底に棲んでいますが、冬になると産卵のために浅場に上ってきます。新鮮なものは昆布じめにし、煮つけ、鍋もの、ムニエルなどに。真子(卵巣)や白子(精巣)も、余すところなく食べられます。
ブロッコリー(冬)
豊富なビタミンCで肌荒れとカゼを予防
ブロッコリーは実はキャベツの仲間です。カロチン、ビタミンCなどが豊富に含まれ、ゆでたブロッコリー100gを食べると、成人1日のビタミンCの所要量の1/2をクリアできます。食物繊維を多く含む茎も、皮をむいてうす切りにすれば食べられます。
 
  白菜(冬)
厳冬の霜にあたると甘みがぐんと増す
漬けものや鍋ものに活躍する白菜の旬は、晩秋から冬にかけて。霜が降りてから収穫したものは甘みが強くなります。ビタミンCやミネラルを多く含み、繊維質がやわらかく、火を通せば大幅にかさが減るので、スープや煮込みにしてたくさん食べましょう。