炊きたてごはんに青菜を混ぜるほんのひと手間で、食卓が明るい『春色』になります。小松菜にはカロチンやビタミンCが多く含まれているので、まだ寒いこの時期のカゼ予防にも役立ちます。

3カップ
小松菜 100g
小さじ1/2
※米については、炊飯器についているカップ(180ml=1合=重量150g)で表記しました。
  (1) 米は洗い普通に炊く。  
  (2) 小松菜は根元を切り、塩少々(分量外)を加えた熱湯で1分程ゆでて水にとり、さめたら水けをよく絞り、こまかくきざむ。  
  (3) ごはんが炊き上がったら全体をさっくりと混ぜ、小松菜と塩を加えて混ぜる。  
     
 



●2月のごはん
雑炊
水で米の量を増すことから古くは増水と書きましたが、野菜や雑穀などを入れるようになり、現在の書き方になったとか。雑炊のおいしさは、ごはん、具、汁の味がとけ合ったもの。ごはんは炊きたてが一番ですが、冷やごはんならばさっと水で洗うと、さらりとした口当たりになります。かき混ぜると、ごはんの粘りが出てしまうのでご注意を。暦の上では春ですが、まだまだ寒さが残ります。雑炊は消化がよく、受験勉強の夜食などにうってつけです。

お鍋でもごはんが炊けます

文化鍋や土鍋、またはふたが重くてきっちり閉まる厚手の鍋であれば、ごはんが炊けます。沸とうまでは中火〜強火で、ふたの周りから吹き上がってきたら中火で7〜8分、さらに弱火で15分程煮たら火を止め、5〜10分蒸してできあがり。