夏越ごはんが食べられるお店

公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構

 公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構(以下、米穀機構)では、一年の前半の罪や穢れを祓い、残り半年間の無病息災を願う神事として、古来より全国の神社で行われている「夏越の祓(なごしのはらえ)」に合わせ、新たな行事食として「夏越ごはん(なごしごはん)」を提唱しております。
 令和元年度は、飲食店やスーパーマーケット、コンビニエンスストアや百貨店、JR駅構内等で幅広く提供されました。また、エリアにおいても、関西や九州エリアでも展開され、おいしい夏の定番食として、「夏越ごはん」メニューが全国に拡がりました。また、102の神社に協力を頂き、ご参拝時に「夏越ごはん」のレシピと「雑穀パック」を配布いたしました。
 さらに、「夏越ごはんの唄」も制作し、JR山手線、京浜東北線等の車内「トレインチャンネル」と、東京メトロ車内「Tokyo Metro Vision」、イオンの売場でも放映し、多くの方々に「夏越ごはん」を知っていただき、食べていただくことができました。

※「夏越ごはん」とは、雑穀ごはんの上に、「茅の輪」をイメージした、緑や赤の旬の夏野菜を使った丸いかき揚げをのせ、おろしだれをかけたものを基本としています。

■ 夏越ごはんが全国に進出。 コンビニエンスストア・百貨店で初展開!

 飲食店では、「やよい軒」「土風炉」「ニッポンまぐろ漁業団」等や、「東急ストア」「イトーヨーカ堂」「イオン」「マルエツ」などのスーパーマーケット、(株)グリーンハウスや(株)フジランドが運営する社員食堂での展開にとどまらず、初めてコンビニエンスストア「ミニストップ(手づくり惣菜を展開するHome Deli)」及び、関西初の阪神梅田本店「美々卯」「まつおか」「豆藤」「藤之矢」でも「夏越ごはん」メニューを展開しました。また、福岡県を中心に展開する「西鉄ストア」と、関東エリアのJR駅(東京、品川、新宿、上野、大宮)構内での「夏越ごはん弁当」の期間限定販売も加わり、おいしい夏の定番食として、「夏越ごはん」メニューが全国に拡がりました。

■ 神社102社が協力!赤坂氷川神社にて「夏越ごはん」の先着200食無料配布も

 夏越の祓の神事に合わせ、都内の神社において、ご参拝時に「夏越ごはん」のレシピと「雑穀米」をご神饌として配布していただきました。
 また、赤坂氷川神社では、6月30日(日)17時から執り行われる「夏越の祓」の神事において、ご参拝された方の中から先着200名に、ミニサイズの「夏越ごはん」を無料配布しました。

赤坂氷川神社にて「夏越ごはん」の無料配布風景

■ 「夏越ごはんの唄」の動画を制作!首都圏の車両内でも放映!
  広告到達率(2019年度 交通広告共通指標策定調査)は全体の26%

 6月24日(月)~30日(日)の期間、JR山手線、京浜東北線等の車内「トレインチャンネル」と、東京メトロ車内「Tokyo Metro Vision」において『夏越ごはんの唄』の動画を放映するとともに、イオン約400店舗の惣菜売り場においても『夏越ごはんの唄』の動画を放映しました。
 2019年度 交通広告共通指標策定調査の結果によると広告到達率(6月24日~6月28日の期間中、この広告を見たかとの問いに対し、【確かにみた】【見たような気がする】という回答をした者)は全体の26%であり、4人に1人は見たということがわかります。そのうち、45%の人が「夏越ごはん」に対して興味関心を持ち、さらに、「夏越ごはん」についてインターネットで調べた者は約25%というデータから、多くの方が電車広告動画を見て、「夏越ごはん」について関心を持ち、詳しく調べてみようと行動した結果と考えます。

「夏越ごはんの唄」の動画イメージ