食欲が落ちやすい時期。つい冷たいあっさりしたメニューに走って、栄養がかたよりがちですが、こんな時期にぴったりなのが夏野菜を使ったカレーライスです。夏野菜はビタミンCやカロチンがいっぱい。それにトマト、なす、ピーマンなど夏の野菜は、暑い盛りになればなるほど、味わいが濃くなり、おいしくなります。

ごはん 800g
バター 大さじ2
くるみのみじん切り 大さじ3
レーズン 大さじ3
たまねぎ 1/2個
なす 3〜4個
ズッキーニ 1〜2本
セロリの茎 1/2本分
カラーピーマン(赤・黄) 各1個
トマト 3〜4個
オクラ 10本
オリーブオイル 大さじ6
にんにくのみじん切り 1かけ分
しょうがのみじん切り 1かけ分
(あればクミンシード) 小さじ1
小さじ1
ローリエ 1枚
カレー粉 大さじ3
しょうゆ 大さじ1
こしょう 少々
  (1) 炊きたてのごはんにバター、みじん切りにしたくるみ、レーズンを混ぜ、バターライスを作る。  
  (2) たまねぎはあらくみじん切りにする。なすはへたをとり、ピーラーでしま目に皮をむき1cm幅の輪切りにする。ズッキーニもピーラーでしま目に皮をむき、1.5cm幅の輪切りにする。セロリの茎は筋をとり、縦半分に切ってから、5mm幅に切る。カラーピーマンは縦半分に切ってへたと種をとり、一口大に切る。トマトはへたをとり、ざく切りにする。オクラはへたを切って2〜3つに切る。  
  (3) 鍋に1/2量のオリーブオイルを入れてなすをいため、全体に油がまわったらとりだす。  
  (4) 鍋に残りのオリーブオイルを入れ、にんにくのみじん切りとしょうがのみじん切り、あればクミンシードを入れ、弱火でいためる。  
  (5) 香りがしてきたら2のたまねぎ、ズッキーニ、セロリ、カラーピーマン、オクラを入れていため、全体に油がまわったら、トマト、塩、ローリエ、1/2量のカレー粉を入れていため、ふたをして弱火で10分程煮て、野菜のかさが減ったら3のなすを戻し入れる。  
  (6) 残りのカレー粉、しょうゆ、こしょうを加えて味をととのえる。  
  (7) 器に1のバターライスを盛り、6のカレーをかける。  
     
 



●8月のごはん
とろろごはん
暑いときに食べたいごはん料理として人気があるのがこのとろろごはん。ツルツルと喉ごしがよいうえ、アミラーゼなどの消化酵素を豊富に含む山いもは、一緒に食べたごはんの消化吸収もよくする働きがあります。消化酵素は加熱すると有効に働かないので、生ですりおろしたとろろを味わうとろろごはんは、真夏に食べるごはん料理として理にかなっていますね。

ごはんは太りにくい食べもの その2

米に含まれる炭水化物(糖質)は、肉やバターなどに含まれる脂肪よりも優先的にエネルギーとして消費されるので、お米は太りにくい食べ物といえます。