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幼児のための食事

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 水を加えて炊くごはんは、たっぷりと水分を含んでいます。一粒の米の重量は2.1倍にもふえてごはんになるのです。
 パンはこの逆で、水分を含んだ小麦粉を焼いて水分をとばしたもので、焼き上がりのパンの重量は焼く前より3/4〜2/3に減ります。
 ごはんはそれだけで満腹感が得られるため、おかずもほどほどでいいのです。
 パンは気泡でふくらんでいますが、水分を含むと小さくなり、重量感が少なく、おかずによって満足感を得にくくなります。
 動物性脂肪や甘いもののとりすぎで小児における生活習慣病の発生率が高くなっている今日、幼児のうちからごはんを中心とした食事、一汁二菜とか一汁三菜とかの食事パターンを身につけることがますます大切です。それはたんぱく質(P)、脂肪(F)、炭水化物(C)の割合(PCF比)が理想的な食事のかたちになるのです。
> 幼児食1日のモデルメニュー(1)
> 幼児食1日のモデルメニュー(2)

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 健康づくりのためには、バランスのよい食事を適量とるのが原則ですが、そのためには、箸を上手に使えるようにしておくことも大切です。
 箸が上手に使えないと、スプーンで食べるもの、汁っぽいものを好むようになり、おかずに箸をつけるのをめんどうに感ずるようになったりします。
 ごはんを中心にした一汁二菜とか三菜とかの食事パターンに慣れさせるためには、食べにくそうだからとすぐスプーンを与えたり、一回にごはんとおかずを盛り合わせて与えたりしてしまうのは考えものです。食卓の上のごはんの位置、汁物の位置、主菜の位置、副菜の位置を覚えることがバランスのよい食事に慣れる手順だからです。
 ただし、箸の正しい持ち方のトレーニングは食事時間以外のときにやっておきましょう。
 食事の楽しさと教育を混同しないためにも。
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「ちょっと具合が悪いときの食事」で探す

 頭痛とか、だるさとか、胃腸には関係のないような不調のときにも、寝ている子どもにもおかゆを作ってあげると、症状が軽くなることがよくあります。
 消化のよいものを与え、からだを温めた効果ということもありますが、お母さんを独り占めにしているという満足感が、子どもに安らぎを与えるという効果も、けっして小さいものではありません。
 自分のためにおかゆをぐつぐつ煮込んでいるお母さんほど子どもにとって、そして家族にとって頼もしい存在はありません。
 症状が回復するまで、ちょっと子どもが甘えん坊になったりします。お母さんの愛情をもうちょっと自分に向けさせておきたいのです。
 こういうとき、おかゆを少しずつかためにしていって常食に近づけるのも、子どもの床離れを促す食事テクニックのひとつです。
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