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分けつが進み、背たけもぐんぐんのびて、8月ころになるとイネは穂(ほ)をつける準備をします。この頃(ころ)、茎(くき)の上の方を注意して見ると、今までは先端(せんたん)の葉のつけ根の部分から出ていた、とがった葉の先が出なくなります。これはイネが穂(ほ)をのばす準備にはいったということですから、イネにとっては水も肥料(ひりょう)もたっぷり必要な時期なので、肥料(ひりょう)を追加します。これを「穂(ほ)ごえ」といいます。

初めに土に混(ま)ぜた肥料(ひりょう)ではもう足りなくなっていますので、残しておいた肥料(ひりょう)をあげましょう。肥料(ひりょう)の量は1つの苗(なえ)の分けつが進んで大きくなったイネのかたまりを「株(かぶ)」といいますが、イネ1株(かぶ)あたり2〜3g必要なので、バケツや小さい水そうの場合で3gぐらい、2~3株(かぶ)のこしたプランターの場合で6gぐらいあげればじゅうぶんです。水も不足しないように、土の表面から3〜5センチの深さにしてあげましょう。

また、この時期は雑草が生えやすく、害虫がさかんに出る時期でもあるので、雑草はていねいに抜いて、またイネが害虫にやられないように、見つけたらすぐにとってあげましょう



 
イネをねらって田んぼには多くの害虫が住み着きます。ツマグロヨコバイやトビイロウンカなどの害虫は、イネの茎(くき)から養分(ようぶん)を吸ってしまうだけでなく、イネの伝染病(でんせんびょう)も運んできますから、見つけたらすぐにとってしまいましょう。